イベントメインビジュアル作成のすべて

月一開催しているクリエイターさん向け交流会「フリーランスカレッジNight★」がリニューアル。イベントメインビジュアルとイベント用ページが出来ました。

・フリーランスカレッジNight★改め【ふりーらんす広場】ってこんなイベントです

ふりーらんす広場は、フリーランスに興味がある人、フリーランスになりたい人、すでにフリーランスだけど今悩みがある人、色んな人と繋がりたい人など、どんな方でも気軽に参加できるゆる〜い交流会です。
交流会の開催において一番大事にしていることは「会話できる雰囲気」です。

↑イベント詳細はこちらから

本イベントはこれまで【フリーランスカレッジNight★】という名前で定期開催してきた交流会のリニューアルバージョンです。フリーランスで働く人は以前よりかなり増えてきましたが、まだまだ「交流会は敷居が高い」というイメージを持たれている方が多いようでしたので、もっと敷居を下げる+もっと「誰でも参加していいんですよ」というオープンな雰囲気になるようコンセプトを変更しこの度リニューアルしました。(イラストレーターやりながらイベント登壇したり交流会やったりしてのは何故?とたまに聞かれることがありますが、理由はこちらにまとめておりますので気になる方は読んでみてください)

イベントメインビジュアルを作る手順

イベントリニューアルするはいいものの、コンセプトをどうにかしてイベント参加検討中の方に伝わるようにしないといけません。こんな時こそイラストの出番!ということで、共催者の方とコンセプトすり合わせ+イベントページ作成について何度か打ち合わせを重ねながらメインビジュアル作成についても構想を膨らませました。

イベントメインビジュアルや、お仕事(もしくは別の目的)を達成するためのイラストを描く際、特に大切にしているのは【コンセプトを理解すること】です。今回は【共催させて頂いている交流会の集客】が目的ですが、これが別のお仕事だと【新規のお客様へのアプローチを増やす】とか【既存のお客様に新機能を周知する】などに置き換わったりします。

ここで使っている【コンセプト】日本語に訳すと「概念」…になるんですけども、私がイラスト制作にこの単語を用いる時は「商品を探している人に一番伝えるべき特徴」を意味する単語として使っています。

Photoshopで下書き作成

コンセプト打ち合わせで話した内容を忘れないうちにささっと下書きを描きます。

下書きはそこまでカッチリした線で描かない事が多いのですが、これには【最初にシャキッとした線で絵の印象をガッチガチに固めてしまうと、その時点でイラストの印象を超固定してしまい、アイデアを膨らまし辛くなってしまうから】という理由があります。※あくまで自分が描く場合の話です

ここで一度共催者さんに確認提出。

共催者さん

・【ビジネス色強めのフリーランス向け感】がまだ強い。

・お互いが喋ってる感じもっと欲しい。

・全体的にお堅い雰囲気がする。もっと良い感じにラフな空気感出せませんか?

私が頭の中で思い描いている「ゆるさ」と「和気藹々感」はまだちょっと硬くてビジネス色が出すぎているとのこと。【ビジネス】を連想させるアイテムを絵の中から削除して代わりにお菓子を追加したり、人物全員の表情をゆるく描いてリラックスした雰囲気を強調してみました。

出来上がった修正版がコチラ。

具体的に変わったところ

  • 【ビジネス】を思い起こすアイテム(パソコン・ホワイトボード)を削除して、お菓子や飲み物の描写を増やす
  • 人物の表情を修正。難しい話をしている感じの人をゼロに。
  • 「安心できる場であること」をもっと強調するため、会場の様子をプラスで描く。
    (後ろの方で談話している人たち、会場施設の設備の一部)

この修正版には「バッチリイメージ通りのゆるさ加減」のフィードバックをいただけたので一安心です。下書きOKが出たので本格的な制作作業を進めて行きます。

下書きをひたすら清書

下書きを綺麗に清書したり、色をつける作業はAdobe社のIllustratorというソフトで進めます。ベジェ曲線で描いた方が修正箇所を綺麗に直せますし、細かいバロメータも調整できる使い勝手の良さが好きです。先にも記述した通り、私は下書き時点であまり絵のイメージを固定しすぎないよう意識して制作進行をしていますが、修正後下書きのフィードバックが「かなりイメージ通り!いいですね!」ということでしたので、ここで絵のイメージを一気に固めてしまいます。

※【絵のイメージ】がだいぶ抽象的なので少しご説明しますと、ココでは「【絵に含まれている複合的な要素(主線の引きや線の柔らかさ、椅子や机などの形の描き方、人の体のバランス加減など)】を調整して、イラストの印象をコントロールすること」を指します。

線を綺麗にしたら軽く仮着色して全体像の確認です。クールダウンしつつ、雰囲気に削ぐわない変な描き方をしている部分がないか確認します。

色をつけながらイラスト雰囲気を華やかにする作業

個人的に着色が一番好きです。色を塗るとイラストのイメージがかなりハッキリしてくるので一番テンション上がってしまうんですよね…。

コンセプトすり合わせ時に持ち出した参考イラストの配色を参考にしつつ色を付けます。イベントの【居心地の良さ・程よい気軽さ】を配色でも表現したいので、主にこの点に気を配りつつ色を入れてゆきます。

  • 明るく柔らかい色を多めに。暖かい印象にまとめる
  • 所々に濃い色を挟む。主張しすぎない程度にコントラストを付ける
  • 陰影に手触り感をつける(ザラつきのあるテクスチャ、斜め線のトーンを使う)

全体の色ぬりが終わったら、線にも色を付けて空間の広がりを調整します。細かい部分ですけどこういうので印象が結構変わっちゃうこともあるので細々調整すごく大事だと思ってます…

微調整完了!これでひとまずメインビジュアル作成作業完了です

サイト配置時の微調節

イラストが完成したら、WEBサイトに埋め込む作業です。PC表示だとテクスチャが綺麗に見えるんですがスマートフォンサイズだと少し見えづらい箇所があったのでこの時点でもイラストを少々手直ししています(ここ反省点です。イラスト描画に自己満足するのではなくて、使用シーンで「どう見えるか」を一番に考えなくては…!)

イベントの要項説明部分に使用するイラストカット3点も追加作成しました。

イベント概要や商品説明を文章だけで表現するとお堅い雰囲気が全面に出がちですが、情報をイラストに置き換えると見た目が優しくなり敷居がぐっと低くなります。これで【ふりーらんす広場】のイベントページが完成しました。

制作において特に大事にしていること

イラストって本当に様々な場所で使われています。ネット広告でも見かけますしチラシでも見かけますし動画広告でも見かけます。最近じゃ動画技術と組み合わせて絵を動かす手法もよく見かけます。そんなに多用される程度には、イラストの【置くだけで人の目を引く昨日】が強力なんだなと思ってます。だからこそイラストが作成されるに至った背景をしっかり理解し、【コンセプトを最大限表現したイラスト】を作る事を一番大切に考えて取り組んでいます。

「ビジネスの手段としてイラストを導入したいけどどう頼めばよいのかわからなくて踏み出せない」という方からご依頼いただく場合は、ヒアリングしつつ、最終的にどんなイラストが必要なのか洗い出しながら絵を作ります。そうしてご依頼者さまの悩み事をイラストで解決してゆくのが、今の私が一番力を発揮できる経済貢献なのではないかと考えています。

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紙面媒体〜WEB・映像媒体におけるイラストレーション制作業務を承っています。
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