【学校あるあるトラブル18 保護者のお悩み解決します!】書籍見開きイラスト

書籍「学校あるあるトラブル18 保護者のお悩み解決します!」の見開きイラストを担当いたしました。

学校生活を取り巻く社会的な要因は常に切り替わり続けています。そしてそれに伴うように、生活の中で直面する小さな悩み事・疑問の種も多様化してきているように感じます。

本書内では「実際に保護者から寄せられたお悩み事」をテーマに掲げ、3人の専門家(保護者・教育学者・弁護士)が幅広い知見をもとに議論を重ねてゆきます。

多様化が叫ばれている時代。幅広い知識に触れ続ける事がヒントになると思います

「保護者側でもなく、学校側でもない中間地点」から悩みの原因を見据え、それぞれの視点からソフトに議論を広げているのが本書の特徴です。「自分の気持ちとしてはすぐにでも学校に問い合わせたいけど、この意見はどうなんだろう?」という保護者の方の気持ちに寄り添う細やかな意見が掲載されています。ちょっとした疑問が生じた時に手元に置いておくと心強い存在になりそうですね。

※見開き以外の部分は別のイラストレーターさんが担当されています。

インターネット黎明期に比べれば、ずいぶんネット上で自由に意見交換される土壌が整いました。ちょっとした疑問やトラブル対処法の模範回答を「ネットで検索」して解決する一連のアクションは(特に、若い年齢層の間で)もはや常識化しているように見受けます。とても便利なので私もよくお世話になっている「ちょっとした悩み」解決方法策です。

ですが、同時に【「検索」という単純なアクションを経て誰かの回答をそのままなぞっても解決できない類の問題】は山積しているように日々感じるのも事実です。子ども達の個性や家庭環境=単純に種類分けができるものではなく、本来はグラデーション状に存在しているのではないか?と思いますし、実際「その問題は○○をすればすぐに解決しちゃいますよっ!」と結論づけられる単純な話ばかりではないはずです。第三者の助けを借りることはあくまで「答えに向かうためのヒント的要素」であって、自身が生活の中で直面した疑問や課題に対する最終的な答えは、あくまで自分自身で作っていかなければならないと考えます。

そんな時こそ、本書に掲載されているような「広い視点に基づいた専門的知見」が求められるのではないか?と感じます。

読者の想像力に寄り添う事を意識して制作

書籍1ページ目の文章レイアウト及びイラスト制作を担当いたしました。文章・イラストをセットにして効果的に演出するために、インフォグラフィック的な魅せ方を意識してレイアウト構成いたしました。言葉にすると「学校・地域に関わる人」という一言で済んでしまいますが、改めてこれだけ多くの方が関わった上で「地域社会」成り立ってるんですね。ちょっと驚きました!

読者の方に「自分が住んでいる地域社会を支えている人たち」の顔を想像していただけるよう、各人物表情豊かに仕上げています。

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いまいかよ

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この記事を書いた人

いまい かよ

千葉県で活動中のイラストレーター。
サービス企業のインハウスデザイナー勤務を経て独立。千葉県から全国の企業のみなさまへ、幅広いシーンでご活用いただけるイラストレーションを提供しています。松戸市在住。プロフィールはコチラ