音声メディアを活用しよう!定期イベント23回開催で学んだ「音声」の強みとメリット

音声コンテンツを23回継続開催してました。

情報収集はテレビよりラジオ派のイラストレーターいまい(@imai_design)です。
今年の2月〜「お仕事ゆるトーク」という喋り部屋イベントを定期開催していました。毎月2回開催をずっと継続した結果、なんと23回の連続開催を達成!

この記事では、ほぼ1年間音声メディアイベントを運営して見て気づいた事やノウハウをシェアします。音声メディアの活用検討されている方の参考になれば幸いです。

音声メディアを使ってみよう!

音声メディアって何?

音声メディアとは、読んで字の如く「声(音)」のみで作られたコンテンツです。インターネットを通じて誰もが発信できるのが大きな特徴で、様々な方法で活用されています。

司会者とゲストが対話をしていくラジオ番組のような内容・発信者が一つのトークテーマに沿って喋り続ける内容・聴衆側と発信者側が一緒になって楽しく雑談をする内容…などなど、様々な構成があります。

コロナ化でもコミュニケーションスキルを磨きたかった

コロナ禍で直接人に会えなくなり、同業者同士で情報交換をしたり、雑談をする場がほぼゼロに。在宅ワークの引きこもりきり状態が長く続くと、基本的なコミュニケーション能力が失われていくし、仕事に関するコミュニケーション力も失われていきます。
クリエイターとして「自分の仕事内容を紹介・プレゼンする力」を養える場面をなんとか作らねば・・・と考えていた頃、音声メディアclubhouseが日本に上陸。

clubhouseの大流行っぷりを調べるうちに「音声メディアを使ってトーク力を磨こう」という流れになってゆきました。

同じ目的を持つ同志が集い、定期イベント定期開催へ

「トーク力を磨きたい!」

同じ思いと目的を持っていた二人のクリエイター・グッズデザイナーのLEMさん(@capsule_art)、絵本作家のハイジさん(@Haiji0123)と協力してトークイベントを始めることになりました。

1年間の運営で得られたメリット 〜簡潔版〜

  • 初対面の人にも臆さず口頭で仕事内容をプレゼンできる程度のトーク力
  • ファシリテーション(発言量をバランスよく調整する能力)のスキル
  • 知名度の向上(イベント運営によるフォロワー増効果)


細かく上げればもっと他にも色々あるのですが、大きく上げればこの3つを得ることができたと感じています。

もしこの中に「自分もこれをゲットしたい!」と感じられるものがあれば、音声メディアの運営が具体的施策として有効手段である可能性があります。
次の項目からは、実際に「音声イベントをやってみたい!」と考えている方に向けて、具体的な運営方法をシェアします。

開催までの準備手順 – イベント内容編 –

運用の理由決め

まずイベントの運用目的を決めましょう!

私の場合は「コロナ禍で人に直接会えない状況が長く続きそう。今の環境下でも出来る方法でトーク力を磨きたい!」でした。もっとライトな動機でも問題ございません。

とにかく「なんで音声メディアをやりたいと思ったのか?」を明確にしておけば大丈夫です。

イベントタイトル決め

次にイベントタイトルを決めます。テレビ番組・ラジオ番組の「番組名」に該当する部分ですね。タイトルを決めなくても始めることはできますが、「聴きにきてくれる人」に覚えてもらうためにはタイトルは付けたほうが良いです。

ちなみに「お仕事ゆるトーク」のネーミングには『あくまで気軽に話したいし、気軽に聴きにきてほしい』という三人の思いが込められています。

発信メディアを決める

音声メディアには様々な配信方法と配信チャンネルが存在しています。
私が運営メディアをやろう!と思いついた時期はclubhouseが日本で話題になり始めた時期でしたので、まずはclubhouseを使って開催。その後Twitterのspace機能を使った発信に切り替えています。
自分達に合ったメディアを活用しましょう。(メディアを変えた理由・発信メディアの種類は後述いたします)

(複数で運用する場合)役割分担を決める

「お仕事ゆるトーク」は3人で開催しているイベントです。ですので、すり合わせ段階それぞれの役割分担をラフに決めてゆきました。

  • 司会(ローテーション制)
  • トーク部屋開設予約をする人(clubhouseの場合)
  • メイントークをする人(ローテーション制)
  • 宣伝バナーを作る人 など

一人で音声イベント運用をする場合は、これらの役割をまるっと一人で担当する事になりますね…!

内容の具体的な部分を決める(開催日時と開催頻度・告知方法・1回の長さ・全体の話の流れ)

音声イベントは定期開催を繰り返すほどリスナーに覚えてもらえる確率が上がります。

「お仕事ゆるトーク」は開催日と開催時間を【隔週金曜日の夜】に固定。一週間の仕事が終わり、日本で働く大多数の人が徐々に羽を伸ばし始めるタイミングにリラックスしながら聞いてもらいたい!と考え、この時間帯に決めました。

実際に使った配信メディア2種類

clubhouse

  • 無料
  • 音質は◎。雑音そこそこカットしてくれる
  • 基本オフレコ。録音機能もある
  • 利用ユーザーは少なめの印象

Twitter(スペース機能)

  • 無料
  • 基本オフレコ。録音機能あり
  • 音質は◯。結構生活雑音拾う
  • 宣伝告知の効果が出やすい
  • ユーザーの反応を確認できる機能がたくさん付いている
スペース機能の【はじめ方】はこちら
そのほか、実際に使ってないけど紹介できるサービス
  • そのほか、実際に使ってないけど紹介できるサービス
  • そのほか、実際に使ってないけど紹介できるサービス
  • そのほか、実際に使ってないけど紹介できるサービス

開催までの準備手順 – 機材・環境編 –

基本的はスマートフォン1台でOK

基本的にスマートフォン(または、大きめのタブレット端末)が一つあればOK!もし「社内でスマホを操作していると、ちょっと周りの視線が気になる」という方は、ヘッドフォン付きマイクを購入されるのが良いと思います。


<商品リンクをはる>

なるべく静かな部屋

周辺環境を静かにするのも大事です。生活音や雑音は結構聞こえる場合もあります。インターネットの配信環境が脆弱だと途中で回線が切れたりもしますので、繋がりやすい場所を探してみてください。

運用スタート〜スタート後

広報・PR活動をする

イベントを開催する「だけ」ではリスナーに来ていただくのは難しいです。(自分自身がとても知名度のある有名人なのであれば、話は別です)

「お仕事ゆるトーク」のメンバー3人はそれぞれ本業が別にあり、ライフスタイルもバラバラ。なので、負担になりすぎない範囲でのPR活動をしていました。



※ツイート埋め込んだ方がいい??

  • 開催日2〜3日前に宣伝ツイートをする。
  • 誰か一人が「告知ツイート」を発信したらリツイートして、多くの人の目に届くようにする
  • 開催直前にも「始まってますよ!お気軽に聴きに来てください!」とライトに告知
  • 終了後に必ず次回開催日をツイート。お礼の一言も添えておく。

実際やってみた後にわかった事

音声メディアは変更ストレスがほぼゼロ。運用コストがとても低い

音声メディアに必要なのは配信環境と「声だけ」なので、驚くほど運用しやすかったです。「次回からは●●と喋ってた部分を▲▲に変更しよう」と決めたら、その通りに喋るだけで変更できます。

同じことを動画メディアでやろうとする場合は編集作業が入るため、ここまで気軽に内容変更できないと思います。音声メディアは非常に小回りが聞く扱いやすいメディアである、と言えると感じました。

2人以上の運用がおススメ

一つ前の項目で「運用コストがとても低い」と書きましたが、これは2人以上でイベントを運営しているから現れるメリットでもある、と感じています。

1人で定期的に運営する場合は話のネタ探しのために常にアンテナを張り続ける必要があるでしょうし、広報宣伝も1人で担う事になるはずですので、少し負担が大きくなるかもしれません。
2人以上いれば、自然と話題の厚みが出て無理やり話を捻り出す必要が減ります。開催を重ねる度「次こんな話題はどう?」と自然なやりとりが生まれ、モチベーション向上サイクルが自然に回り出す可能性が高いです。
音声メディアを運営する場合は、なるべく2人以上での運用体制を整えた方がベストだと思います。
(元来「喋るのが大好き!」という方なら、1人で運用を始めても全く問題ないと思います!)

「気軽に来てね」と自信を持って言える空気づくり重要

clubhouse・Twitterのspace機能は【入室すると自分のアカウント名・アイコンが表示される】のが基本。実はこれ「聴く側」からすると結構緊張します。
「お仕事ゆるトーク」を運用し始めてから、他の方が開催しているTwitterスペースを見かけると「リスナーとして参加してみよう!」と思い立つ機会が何度かありました。

しかしいざ「参加する」ボタンを押そうとするとすっごく気が引けてしまい、結局聞かずに終わりました。主催者の方に自分の存在が知られるのって、結っ構緊張するんですよね。
「お仕事ゆるトーク」の告知ツイートでは「誰にも気軽に来てください!」と毎回PRしていました。かつ、「誰でも気軽に参加できる、安心感のある時間です。だから本当に気軽に来てくださいね」と本気で宣伝できるように、共同開催者であるハイジさん・LEMさんとは密に足並みを揃えたコミュニケーションを取り合って、「いい温度感」を作り続けられるようにしていました。



元々面識のあった知り合いクリエイターさんが毎回聴きに来てくれるようになったり、面識のあまりない方が定期的に聴きに来てくれるようになりました。

直接的な効果測定はできませんが、毎回「参加しやすい雰囲気」を醸し出す工夫も大事部分なのではないか?と感じました。

常連リスナーには一言添える

常連になってくれているリスナーさんがいれば「●●さんいつも来てくださってありがとうございます」と一言伝えていました。また、イベントが終了する際は必ず「いい週末を過ごしてくださいね〜!」等、日常的な声かけを挟むようにしていました。

(これも、直接的な効果測定になるのか?といえば話は別なのですが…。でも、音声メディアは「感情」をダイレクトに伝えられる特徴があるので、こういう対応を入れるの大切!と思います!)

1年間の運営で得られたメリット 〜くわしくver〜

オンライン環境下におけるコミュニケーション力の向上・ファリシテーションスキルの向上

「ファリシテーション」とは、議論やディスカッションをする中で参加者一人ひとりの「良い部分」を引き出していく調整力のこと。特に司会進行役を担当する時にこの力がかなり必要になり、いつもとは違う部分の脳みその領域が鍛えられる感覚がありました。ひとつの話題を深掘りして、全員で共通の話題を楽しめるようにするには「話題をどの方向に広げて、誰にパスするか?」っていうのを常に考える必要があるんですね。「話の展開をデザインする力を練習できる場所」を得られたのはとっても有難かったです。

アンテナ張り意識が強まった

常に「次のトークイベントで話せるネタは…」とうっすら考えている状態になり、アンテナを張れる範囲が以前より広まったと感じます。

とっっても些細な変化なのですが、人と対面で出会うことのできない完全オンライン化された環境で、高いモチベーションを保てる状態を生み出せたのは大きかったです。

イベントの情報を通して自分を知ってもらえるようになり、認知度が上がった

「お仕事ゆるトーク」に関わる広報活動・PR活動が良い具合に絡みあった結果、イラストレーターとしての認知度が上がり、イベント経路で新しくフォローしてくださった方々が増えました。

デメリットは…?

正直、「デメリット」と呼べる部分はありませんでした!

無料サービスを使って実施できるシステムが整っているので、運用費用もほとんど発生しません。デメリットが本当に見当たらなかったです。強いて上げるなら、たまにネタ切れに苦しむくらいでしょうか?(笑

音声メディアを社内活用するなら

音声市場の広がり(将来性)→これは別記事にまとめた方がいいと思った<「ながら聞き」需要の増加/声でしか伝わらない情報を伝えられる(感情)>

  • 入社検討者に向けた広報ツールの1つとして導入
  • 社内報代わりの「社内ラジオ」として活用
  • 商品(サービス)のブランド認知を徐々に広めていくツールとして活用

このような活用方法を見出せるのでは?と感じました。

人に直接会えない環境下で情報取集しようとする人が増えている

この記事を書いている2021年12月29日(水)は、オミクロン株の出現が確認され、日本国内各地で感染者が増えている状況にあります。

一時期の緊急事態宣言下と比べれば自粛ムードの緩和が進んだといえますが、また以前のような状況に戻る可能性もゼロではないと考えます。(※あくまで個人的な予測です)

「対面での長時間会話をしにくい空気感がある」

「膝を突き合わせて話すのに抵抗がある」

このような社会情勢が再び強くなれば、多くの人(消費者や職探しをしている人)が情報にアクセスする経路がますます変わってくるはず。個人的には、音声メディアを活用した情報発信は、多くの業種の方にとって[かなり有用なツール]となりうるのでは?と考えています。機会があれば是非活用される事をお勧めいたします。
少しでも参考にしていただける部分がありましたら幸いです!

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いまいかよ

紙面媒体〜WEB・映像媒体におけるイラストレーション制作業務を承っています。構想段階からのご提案・コミットも可能です。お気軽にお問い合わせください。

🌟「お仕事ゆるトーク」の構成内容を図解化するといいかも。

この記事を書いた人

いまい かよ

千葉県で活動中のイラストレーター。
サービス企業のインハウスデザイナー勤務を経て独立。千葉県から全国の企業のみなさまへ、幅広いシーンでご活用いただけるイラストレーションを提供しています。松戸市在住。プロフィールはコチラ